[卒業生の声]章 漢硯さん

章 漢硯さん

原宿校出身
沸点日本株式会社 勤務

台湾出身の章漢硯さんは、原宿校のビジネス日本語(イブニング)で学んだユニークな体験を語ってくれました。 社会人の章さんは、昼間は渋谷の職場で働き、夜は原宿に来て日本語を勉強しています。 彼が社会人として、なぜ働きながら原宿校での日本語学習を選んだのか、その理由を聞いてみました。

なぜ日本に留学しようと思ったのですか?
私は日本の文化がとても好きです。台湾で働いていた時の上司に、外国に行くことを勧められました。 当時から台湾では日本留学の人気が高く、まずはワーキングホリデー制度を利用して、日本に来ようと考えていました。
最初に日本に来た時、日本語のレベルはどうでしたか?
2019年に初めて日本に来たとき、ほとんど話せませんでした。 職場は茨城県のチョコレート工場でしたが、仕事仲間は全員台湾人で日本語を使う機会はほとんどありませんでした。 その後、仕事を見つけ、就労ビザに切り替え、そのまま日本に残っています。
現在の仕事について教えてください。
私は現在、渋谷にある有名な台湾火鍋のチェーン店「Boiling Point渋谷」で働いています。 正社員として、あらゆる場面での対応が求められます。
なぜ原宿校で日本語を学ぼうと思ったのですか?
日本に来てから、日本語を磨かなければならないという考えはずっとありました。 2021年からは会社の研修の一環として原宿校で日本語を勉強しており、現在はN3レベルになりました。
原宿校は文法を中心とした日本語学校とは異なり、会話に重点を置いていますので、話す機会が多くあります。
原宿校で学んだことで、日本語の上達にどのような影響がありましたか?
最初は、同僚と日本語でうまくコミュニケーションが取れず、仕事で誤解を招くこともありました。 6ヶ月間ISIで学び、その後職場に戻ってからは、自分の日本語がかなり上達したと感じています。 今ではより流暢に仕事ができるようになり、誤解や言語のギャップによる問題もあまり起こらなくなりました。 日本の同僚と、より豊かな表現でコミュニケーションがとれようになりました。 私は自分を誇りに思っています。
昼間の仕事と夜の日本語学習をどのように両立させているのですか?
昼間は仕事、夜は勉強と、毎日が忙しく大変な部分もありますが、同時に充実しており、そにに価値があると思っています。また、会社が私のために特別シフトを用意してくれたので、通常より早く出勤し、夜も仕事を早く終らせてイブニングコースで受講することができました。
職場の理解があったからこそ昼間の仕事と夜間の勉強が両立できました。日本語をしっかり勉強して、会社に恩返しをしなければと思っています。
今後の予定を教えてください。
日本は私の勤めている「Boiling Point」が進出した最初のアジアの国であるため、会社は将来的に日本で店舗を拡大し、今のアメリカに接近するのではないかと思います。
私の長期的な計画は、日本語を生かし、本場の台湾火鍋の味を日本市場に根付かせるために頑張りたいと思います。

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