[学生インタビュー]韓 晗さん

韓 晗さん

中国出身
京都校 / 上級Ⅲ-4
春旭和寧株式会社
(タピオカミルクティー店 開業)

自己紹介をお願いします。
韓晗と申します。中国の河北省からまいりました。2020年11月に来日し、ISI京都校で学習しています。 来日当初は五十音図しか勉強していませんでしたが、現在までにN2を合格しています。

邯鄲大学秘書学科を卒業した後、企業で経理などの仕事をしていました。仕事をする中で、もう一度学び直したいとの意欲が湧き、日本への留学を決意しました。
京都校を選んだ理由を教えてください。
京都大学大学院に在籍している友人がいたので、友人訪問のため京都を訪れました。その時に京都の街と人、自然風景に魅力を感じました。京都は東京や大阪ほど騒がしくなく、スローなペースが私にピッタリだと思いました。

京都校を選んだ理由は、この学校には世界中から学生が集まっているからです。クラスメイトには、スペイン、イタリア、ロシア、アメリカの他、アジア各国からの留学生が在籍しています。
ISIでの留学体験はいかがですか?
ISIではさまざまなイベントを行っています。例えば、大文字山への山登りやクリスマスのイベントなどです。去年のハロウィンの時は、クラスの先生がエジプトのファラオに扮して授業をしたことがあり、とても新鮮でした。母国から離れて、初めてハロウィンを経験したので、とてもユニークな体験でした。
なぜ日本での就職を決めましたか?
最初は、友人と一緒に中国でお店を開きたいと考えていました。 ですが、ちょうど友人訪問のため来日した際、日本はタピオカミルクティーのブーム真っ只中で、そこにビジネスチャンスがあると思いました。そこでまずは日本に留学し、語学の勉強をしっかりとした後、日本で仕事をすることを決めました。

今は、中国のミルクティーブランド「本宮の茶」と提携し、今後は日本で数店舗を新規オープンさせる予定です。 また今後は異業種(貿易など)にも挑戦したいと思っています。
今回オープンした1号店では、1階はミルクティーのお店で、2階は月額会費制の自習室になっています。 同志社大学が近いため、このエリアには学生が多く、ミルクティー事業だけではなく、自習室といったスペースの潜在的な需要があると見込んでいます。
日本留学を考えている後輩たちにメッセージお願いします。
目標を決めたら、恐れずどんどん前に進んでください。「日本に留学するのが本当に正解なのか」もしまだ迷っているのなら、一歩引いてからよく考えて決定したほうがいいです。

日本留学を選ぶということは、母国のリソース(友人関係など)を一部手放すということです。プラスとマイナスがありますが、一喜一憂せず、自分で道を切り拓いていってください。

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