07.Oct.2021
DISCOVER JAPAN
今日は、日本文化の知られざる一面をご紹介します。神秘的な四国遍路の道をご案内します。
四国遍路は、日本人にとっても難しいものの一つです。象徴性と精神性に満ちたこの巡礼の旅は、知られざる日本の一部をあなたにもたらします。
四国は日本の主要な島の中で最も小さい島です。この島は、9世紀の僧侶、空海を讃える1,200km、88の寺院からなる遍路道で囲まれています。四国の主要都市には、8つのお遍路さんや、戦国時代の松山城、日本で最も古い温泉のひとつである道後温泉などがある松山市があります。山間部には、ハイキングコースや急流のある川があります。
四国遍路は、世界でも数少ない円形の巡礼路の一つです。このルートには、88の公式寺院と、9世紀に空海(弘法大師)が修行したとされる数多くの聖地が含まれています。
この巡礼をする人の動機は様々です。例えば、宗教的な理由で来る人、癒しや家庭の安全を祈るために来る人、亡くなった人を偲ぶために来る人など。また、日常生活から離れるために来る人、レクリエーションのために来る人、一人で考えて自分を見つけるために来る人もいます。現代の人々にとっては、癒しの旅として再発見されています。
最近の日本では、2011年3月11日に日本を襲った地震と津波による災害の犠牲者を追悼しました。震災で怪我をしたり、家族や友人を失ったりした多くの日本人にとって、四国遍路は心を癒し、精神的に強くなることで前進するための手段となっています。
歩いた場合、全行程は約1,200kmとなり、四国の豊かな自然を体感でき、地元の人々と交流する機会も多くあります。この巡礼は、自分の人生を振り返り、より良い方向へと変化させる機会となります。
歩いて巡礼する場合は60日ほどかかります。
もうひとつの方法は「くぎり打ち」と呼ばれるもので、これは巡礼の一部を一度に完了させるものです。一般的には、2週間以上も日常生活から離れられない人が多いので、このような方法がよくとられます。例えば、13番から17番まで、あるいは71番から77番までのように、1つの県にある寺院を回る人もいます。自分のペースで、自分のやり方で始めることが大切です。
路線バスを利用した場合、9〜12日かかります。旅行会社やバス会社が提供する様々なバスプランがありますが、いずれもオフィシャルガイド(先達)が同行します。現在、外国人向けのバスツアーはありません。外国人の方がバスツアーに参加する場合は、十分な日本語能力が必要です。
車だと約10日かかります。最寄の駅や空港で車を借りることができますが、交通ルールをよく理解しておく必要があります。また、英語やその他の外国語の音声ガイドが付いたナビゲーションシステム付きの車をリクエストできる場合もあります。
この巡礼の経験はまだできていませんが、近いうちに企画して、実現した暁には皆さんにご紹介したいと思います。
写真をご覧ください。
私の新しい冒険についてまた次回のブログでお会いしましょう!