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05.Oct.2020

DISCOVER JAPAN

就職クラス(Part2)

前回のブログに続き、こちらでは就職クラスで学んだことのPart2を書きます。(Part1はこちら

就職の面接:
日本では一般的に3種類の面接があります。(グループ面接、グループディスカッション、1対1または個別面接)

グループ面接/グループディスカッション:
グループ面接は、日本で就職する際にとても一般的なものです。グループ面接では通常、グループディスカッションに関連付けられるか、一緒に行われます。面接の担当者が見ているのは、優れたリーダーシップの感覚を持っているか、チームをサポートしながらチームを指揮出来るか、他の人の良い提案を認めたりメモを取ったりするか、改善するための方法に取り組んでいるか、などです。
当然面接官は否定的な側面も見ます。貧弱なリーダーシップであったり、他人の提案に対して耳を傾けていなかったり、グループのメンバーにやり方を強制するなど…。チームワーク(のスキル)も、特に応募者がチームの一員として働くことを必要とするポジションの場合に、見られるポイントです。もう一つのポイントはマナーです。日本で働くには、マナーは非常に重要です。そのため、グループディスカッションで問題を指摘する時は、単純に否定的な点を指摘して他人を困惑させるのではなく、アイデアを補完したり肯定的な点を伝えた後に指摘するのが良いやり方とされます。

 

個別面接:
多くの場合、こちらはグループ面接/ディスカッションでのパフォーマンスに基づき、その人を更に見るためのフォローアップ的なインタビューになります。それは多かれ少なかれ、他の国での面接と同じ形式です。好き嫌いに焦点を当て、志願者が異なる背景(つまり、海外)からの場合、面接中に文化の違いを頻繁に持ち出される可能性があります。

最後に、面接の前にその会社についてよく下調べをしましょう。担当教師からは、「これは面接で履歴書に提示する情報と同じくらい重要」と説明がありました。
面接官は「なぜあなたは私たちの会社を選んだのですか」「どうすれば私たちの(会社の)事業拡大に貢献できますか?」「何を(会社で)成し遂げるつもりですか?」などの質問をするのが一般的です。
また日本でもう1つ一般的に言われているのは、面接でのポイントは、会社と同じ目標を持っている応募者を採用することであり、単に資格があって有能な人物を採用することではないということです。応募者が必要な資格の全てを持っている場合でも、会社の方向性と異なる場合には採用されない可能性があります。そのため、応募する会社に関する質問や、自身やその会社がお互いどのように成長できるかについての質問に答える準備をしておくことをお勧めします。

このレッスンで私が学んだことは以上となります。これらが皆さんの就職活動のお役に立てれば幸いです。
これからも日本での楽しい経験を共有していきたいと思います。

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